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普通に使っていただけなのにiPhoneの電源が突然落ちるのは、「内蔵バッテリーの問題」だと考えられます。特に、iPhoneを始終使っているような人はバッテリーにトラブルが起こっている可能性が高いでしょう。iPhoneのバッテリーは非常に繊細なパーツであり、老朽化しやすい性質です。そのため、購入して1年が経ったあたりから熱をともなうようになり、しかもなかなか冷却が効かなくなっていきます。

バッテリーがオーバーヒートすると、iPhoneの電源は落とされるので気をつけてみましょう。ちなみに、あまりにも頻繁に充電しているとバッテリーの消耗は激しくなるので逆効果です。

iPhoneのメモリ不足も電源トラブルのよくある原因です。iPhoneには機種ごとにメモリの上限が定められており、特別な設定を行わない限りはデータ量に限界があります。そのため、アプリを大量にインストールしたり、ゲームで遊びすぎたりしていると、メモリがすぐにたまってしまい、充電が切れるのも早くなっていきます。

本人は普通にiPhoneを使っているつもりでも、本体への負担が大きくなっているので、急激に電力を消費して電源が落ちてしまうのも珍しくありません。

バッテリーが主な原因?iPhone6の電源が落ちるときの対処法

iPhone6について、「電源がすぐに落ちる」「充電はできているはずなのに使えなくなる」などのトラブルが数多く報告された時期がありました。原因としては、iPhone6のバッテリーの問題だと考えられています。iPhone6にはバッテリーに負荷がかかりすぎると、機種の安全を守るために電源をシャットダウンする機能がそなわっていました。

しかし、電源が落ちる条件が曖昧で、ユーザーごとに条件が異なっていたため、「初期不良」と勘違いされやすかったといえます。特にバッテリーに負荷がかかったデータ通信やカメラの起動では現象が出やすくなる傾向があり、ユーザーを困らせていました。

Apple側の対応として、iPhone6をiOS 10.2.1にアップデートして「自動オフ機能」に制限をかけました。その結果、iPhone6とiPhone 6sでトラブル発生率は約80パーセント減っています。しかし、iPhone6の電源トラブルは完全に解決されたわけではありません。ユーザー自身が行える対策に「充電の工夫」が挙げられます。

充電はバッテリーに負担がかかるため、バッテリーに余裕があるときは充電を行わなくてもかまいません。そして、バッテリーが完全に切れてから充電するようにすると、バッテリーは長持ちします。

製造トラブルかも!iPhone6sの電源が落ちる原因と対処法


突然電源が落ちるトラブルでは、iPhone6sも有名です。iPhone6sについてはApple側が製造段階での不良を認めており、無償での機種交換でユーザーに対応しました。Apple公式サイトにはiPhone6sの製造トラブルについて特設ページが設けられており、詳しい交換手続きなどが記されています。

しかし、iPhone6sのすべてが製造トラブルを起こしていたわけではなく、対象となるのは一部のみです。Apple公式サイトでiPhone6sのシリアル番号を検索し、交換が適用可能となった機種のみ、無償対応されています。

製造トラブル以外で突然電源が落ちるのだとすれば「メモリの不足」「バッテリーの老朽化」以外にも「使用環境」が考えられます。バッテリーは極端な熱にも寒さにも弱く、たとえば炎天下で使用していると急激にバッテリーが熱されて電源が落ちることもあります。真夏や真冬のiPhone使用には十分注意しましょう。iPhoneケースは必ず装着して外気から保護したり、野外ではなるべくiPhoneを取り出さない意識が大切です。それでもバッテリーが落ちやすくなったら、いっそバッテリー交換も検討しましょう。

データを軽くしてみよう!iPhone7の電源が落ちるときの対策

iPhone7に関しても「突然電源が落ちる」「さっき充電を終えたばかりなのに電源がわずかになっている」などの現象が見られました。そして、多くのユーザーがiOS 11にアップデートした後からトラブルに見舞われています。

原因として、iOS 11への切り替えが機種に及ぼす影響が大きかったと考えられます。十分なメモリが用意されていなかったため、iOS 11にアップデートしてから動作不良を起こしやすくなった可能性が高いのです。また、iOS11はバッテリーにも負担をかけます。老朽化したバッテリーはアップデートについていけず、電源が落ちてしまうのでしょう。

対策としては、データ総量を軽くしてメモリやバッテリーへの負担を減らすことです。使っていないゲームやアプリは容量を占めるので積極的にアンインストールしましょう。写真や音楽も定期的にチェックし、大切なもの以外は捨てていった方が無難です。メールも不要なものはなるべく削除しましょう。iPhoneの使用方法でもバッテリーはかなり労われます。アプリを使う時間は最低限にして、使い終わったらすぐ閉じるとバッテリーは減りにくくなります。

アップデートが原因?iPhone8の電源が落ちる理由は?


iPhone8で突然電源が落ちるトラブルも数多く報告されました。iPhone7と同様に、「iOS11.0.1」へのアップデートが原因だと考えられます。対処法としては「ストレージの容量を大きくする」「常にバッテリーの温度を確かめながら使う」などのコツが挙げられますが、どんなに工夫をしても現象が収まらない人もいます。iPhoneのバッテリーが老朽化している場合、iOS11以上のアップデートには対応しきれず、すぐにバッテリーが上がってしまいます。バッテリー交換も視野に入れてみましょう。

バッテリーを交換するとき、基本的にはデータのバックアップは不要だとされています。しかし、iPhoneは精密機械なのでわずかな刺激でデータが消えてしまう可能性もゼロではありません。iTunesやiCloudなどを利用し、交換作業中はデータを保管しておきましょう。そして、より確実にバッテリー交換を行うならプロの修理業者に頼むのがおすすめです。機械にあまり詳しくない人だと、バッテリー交換やバックアップを間違えてしまう恐れが生まれるからです。信頼できる知識と技術をそなえたプロに任せてみましょう。

症状が改善しないときの対処法は?

iPhoneの電源が突然落ちるとき、多くの場合はユーザー自身の手でスムーズに対応できます。また、iPhoneに負担のかかる使い方を続けていても電源は落ちやすくなってしまいます。iPhoneにトラブルが多く見られるようになったら、「使用時間を減らす」「充電をする頻度を減らす」などの方法で対応しましょう。バッテリーに優しい使い方を心がけると、電源が落ちたり充電がすぐ減ったりする現象は起こらなくなっていきます。

ただし、どうしても電源トラブルがなくならないようなら、バッテリー以外にも原因があるかもしれません。正規店に修理を頼みたいところですが、保証期間外なら費用がかかるうえ、対応してくれないことも珍しくありません。

そこで、iPhoneのメンテナンスや修理は民間の修理店に依頼しましょう。コストが安く収まるうえ、正規店では対応が難しい作業も引き受けてくれます。家の近くの修理店に頼めば、正規店よりも早くiPhoneが返ってくることもありえます。その際はぜひキャプテンスマホにご相談ください。

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