iPhone付属イヤホン「AirPods・EarPods」に合う・合わない耳の形
従来の丸いイヤーバッドとは違い、Apple EarPodsのデザインは耳の形状にもとづいています。より多くの人々にとって、ほかのイヤーバッド式ヘッドフォンよりも快適に感じられるでしょう。
いわゆるインナーイヤー型と言われるイヤホンの中でも変わった形状をしているEarPods。
そんなEarPodsがポロポロ落ちる研究員Hです。
ええ、まともにフィットした事がありません。
しかし外に出ればEarPodsユーザーは多く、私と同じ悩みは無いだろうってくらいフィットしています。
AppleはEarPodsを作る際にさまざまな研究をして、100を超える試作モデルを作り、600人以上の耳でテストしてたどり着いた形状なんだとか。
つまりEarPodsがフィットしない耳は普通ではない耳ということになりますね…
事実は受け入れなくてはいけないのですが、何がそんなに違うのか、まじまじと耳を観察・調べてみました。
イラストでわかる!耳の形
この耳にもいろんな部位があり、もちろんそれぞれに名前がついてます。
そんな中で今回イヤホンの話をする上でポイントとなるのが…
読みは「じじゅ」と「たいじゅ」なのですが、スマホもパソコンも変換してくれません。
耳珠と対珠にうまく挟まるからインナーイヤー型のイヤホンがうまくホールドされるわけです。
ふむふむ、ナルホド。
では研究員Hの耳を改めて見てみましょう。
!?
対珠がありません…
いや、厳密にはあるのですが、バカみたいに開いちゃってるのです。
こんな状態でインナーイヤー型イヤホンを装着すると…
装着というより置いてるだけで、こりゃあコロンとした形状のEarPodsじゃ落ちるわな…
ワイヤレスイヤホン「AirPods」
EarPodsとほぼ同じ形状のワイヤレスイヤホン「AirPods」が発売されました。
「EarPodsと同じ形状なら落ちるだろ」って思ってるんですが、AppleのCEOであるティム・クック氏は「ケーブル無いから大丈夫。私は落としたこと無い」とコメント。
じゃあ試してみようじゃないか!
※写真はEarPodsです。検証にはちゃんと本物を使用しました。
普通って何? 常識って何?
そういえば子供の頃、母親が「アンタの耳は耳かきがしやすい」と言っていた気がしますが、おそらくその頃から対珠が無かったんですね…
この事実を知ってから、対珠が無い人を見かけると「仲間だ…」とほっこりしてしまいます。
皆様も自分の耳と向き合ってみてはいかがでしょうか。
対珠が無ければ最初からインナーイヤー型のイヤホンは選択肢から完全に除外できますよ!